1972-08-22 第69回国会 衆議院 商工委員会 第2号
○中村(重)委員 十月に訪中する覚書貿易交渉ですね、これに対する政府の態度なんですが、従来はどうしても盛り込むことのできなかった、たとえば鉄鉱石であるとかあるいは原料炭であるとか食肉、この三大品目を今回は盛り込もうという意欲を持っておるように伝えられておるわけですが、政府の方針としてはいかがなんですか。
○中村(重)委員 十月に訪中する覚書貿易交渉ですね、これに対する政府の態度なんですが、従来はどうしても盛り込むことのできなかった、たとえば鉄鉱石であるとかあるいは原料炭であるとか食肉、この三大品目を今回は盛り込もうという意欲を持っておるように伝えられておるわけですが、政府の方針としてはいかがなんですか。
昨夜北京で調印されました日中覚書貿易交渉のコミュニケは、またまた日本軍国主義の復活がすでに現実のものとなっているとうたつております。連日のように非難を繰り返しております北京の真意は、きわめて意図的、政略的だと思われますけれども、このほかに韓国やフィリピンあるいは台湾など友邦諸国の間からもその声が聞かれるということはまことに重大だと思うのであります。
さらに最近は、藤山氏並びに岡崎氏らの一行が訪中して、日中覚書貿易交渉も順調に進んでいる。あすじゅうにも覚書交渉の共同声明に調印をするという段階にまでこぎつけていると伝えられております。
現在、日中覚書貿易交渉、この中で中国側が一番指摘をしておるのは、インドシナ作戦の非常な拡大ということなんです。そこをひとつお考えをいただいて、日本側はやはりアメリカ側に助言をする。また私がいま言っておる中国参戦の問題について、その可能性について愛知外務大臣は十分分析をされておるのかどうか。
覚書貿易交渉についても、最近は非常に前向きの姿勢というものが出てくるわけですね。ところが最近になりますと、衆議院の予算委員会でどういう答弁をされておるかというと、私の在任中は日中問題は変化はないという答弁をされています。ここにももうすでに記者会見のときの発言を比べると大きな後退という印象を受けるわけですね。
○松本(七)委員 それから覚書貿易交渉ですが、今回は妥結の見通しはどうでしょう。政府としてはどういうふうに見ておられますか。
申すまでもなく、好まれた人物が好まれた場所に行って好まれたことを聞かされて、そうして好まれた一方的な覚書貿易交渉、これはパイプとしての役はあるかもしれませんが、国交回復へ拡大すというには逆行するんじゃなかろうか。逆にいうなら、こういうことのためにかえって日中のみぞが深まるんじゃないかとさえ私は善意な意味で憂慮するものであります。
近く北京で始まる日中覚書貿易交渉に対して、政府はいかなる態度で臨まれるのか。そのため北京へ行く岡崎嘉平太氏や同行される藤山愛一郎氏に対して、いかなるサポートを与えられるのでしょうか。この際、輸銀使用、ココム、チンコム撤廃等について積極的な意思表示をなさるおつもりはありませんか。
さきの日中覚書貿易交渉の妥結によって、日中をつなぐパイプが継続したことは喜ばしいことでありますが、しかし、日中共同コミュニケをめぐるその後の日中両国政府の対立はまことに遺憾と言わねばなりません。
今回の日中覚書貿易交渉の共同コミュニケを見て、国民の大部分の方々は、中国側の日本の実情に対する理解、認識にかなりの誤りがあることに驚いたことと私は思います。現在の中国大陸はきわめて閉鎖的であり、われわれがその実情を知る手がかりが少ないのと同時に、中国側もまた日本の実情に対しての理解が著しく不足しているように感じます。
通商代表部の設置につきましては、法律的に種々検討すべき問題があり、むしろ近く開始される日中覚書貿易交渉が双方の満足すべき結果をもたらし、その結果、双方の覚書貿易事務所が日中貿易拡大のため、より積極的な役割りを果たすに至ることを期待しております。 国連における中国代表権問題につきましては、その問題の重要性にかんがみ、引き続き慎重に対処したいと考えております。
○大平国務大臣 覚書貿易交渉が、古井先生はじめといたしましてミッションのメンバーの皆さんの御努力によりまして、どうにか継続の命脈を保つことができたこと、御一行の御労苦に対しまして深厚な謝意を表したいと思います。
○角屋分科員 アジアの貿易関係を判断をしてまいりますと、いま御承知の日中の覚書貿易協定の延長問題について、与党であります自由民主党の古井さんが中心になりまして、北京で覚書貿易交渉が行なわれておりますので、アジアに位置する日本として、七億の民を有するお隣の中国との問題については、政府は従来政経分離というふうな形で貿易については前向きに進める、こういうことでございますが、現実にいま折衝されておる過程を報道